まだまだ暑い日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
こっそりとHP更新しました。
サンプル音楽にSGPで作った曲を載せています。ゲームの出来もいいと思うのでよければ遊んでみてください。
シリアスゲームプロジェクト
では、前の日記で書いたとおり、楽曲解説と洒落込もうと思います。
今回は『Rosy World』です。
この曲は2005年に学祭の出し物用に作った曲で、Bメロの沖縄音階を使ったところが当時物議を醸しました。
個人的には一番気に入ってる箇所であり、Aメロのコード感の不安定な感じを解決するための部分という位置づけで制作したんですが、沖縄音階の能天気さと明るさが受け入れられず、結局Bメロをカットしたものが使われました。
今なら、カットして当然だろうというのがわかります。
出し物の雰囲気に全く合ってないですから。
ただ、若かった私はまとめ役の人に食ってかかり、かなり迷惑をかけてしまいました。
非常に申し訳ないです。
でも、沖縄音階をラテンフュージョンっぽい曲調の曲にぶち込むという冒険はその当時だからできたことだと思います。
今でも気に入ってる曲の一つです。
作曲的な話をすると、Aメロはコードをほとんど変えず、モード的なアプローチをしています。
そのため、調性がいまいちはっきりせず、不安定な感じを出しています。
Bメロもコードは一つですが、トニックであり、分かりやすい沖縄音階のメロディで、Aメロの不安定さを解決しています。
Cメロでは、Bメロのメロディを引き継ぎ、マイナーに転調し、AメロのリズムとBメロのメロディを融合させています。
これによって、AメロとBメロの雰囲気の違いをまとめて、曲に一体感を出しています。
その後またAメロに戻ることによって、曲をまとめて、エンディングとなっています。
というふうに書いたはいいものの、読んでいて面白いのでしょうか?
とりあえず、次は『郷愁』です。
スポンサーサイト